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東北県勢の白河の関越えに挑み続けた100年の歴史☆

みなさん。

どーも!野球少年りんたです♪

 

昨日、第100回記念の夏の甲子園大阪桐蔭の史上初2度目の春夏連覇で幕を閉じました。金足農も健闘しましたが、準優勝に終わってしまいました。

 

実はその決勝で、金足農は甲子園100年の歴史の中で史上初の快挙に挑んでいたのをご存知でしょうか?

それが、、、

 

白河の関越え

 

この「白河の関越え」はすべての東北県民の悲願といっても過言ではないと思います(笑)!

今回はそんな東北県民の悲願でもある「白河の関越え」の歴史についてご紹介します♪

 

白河の関越え」とは?

白河の関越え」とは、春の選抜や夏の甲子園の優勝旗が白河の関を越えること。

今年で100回を迎えるほどの高校野球の長い歴史の中で、東北県勢は一度も甲子園で優勝したことがないんです!

2004年の夏の甲子園で、現在メジャーリーグで活躍している田中将大投手を擁して、北海道の駒大苫小牧が優勝して、一挙に白河の関を通り越し、津軽海峡まで越えてしまいました(笑)東北勢としてはまだ優勝旗を手にしていないという意味で優勝旗は白河の関を越えていないとされています。

ちなみに白河の関というのは、福島県の関東地方と東北地方の境目あたりにある奥州三関の一つに数えられる関所のことです。

 

挑み続けた100年の歴史!

 東北勢はけっして弱いわけではないと思います。過去、決勝進出は11度!しかし決勝の成績は、0勝11敗。とにかく勝てないですね(笑)

白河の関との戦いは、なんと第1回大会から始まってます!しかもその時に決勝に出場したのが秋田中で、今回の100回大会でも秋田となにか運命を感じますね(笑)結果はエラーでサヨナラ負け。

 

そこから、約50年後に青森の三沢高校が久しぶり決勝に登場。有名な延長18回で決着がつかず、決勝再試合となった試合です。この時、延長15回裏には三沢が1死満塁3ボール0ストライクというところまで追いつめたのですが、勝ちきれなかったそうです。そして再試合の末、敗れました。

 

その後、何度か決勝には進出しますが勝てず。あのダルビッシュ投手や菊池雄星投手も決勝に進出しましたが、悲願達成とはなりませんでした。

最近では、青森の光星学院が3期連続で決勝進出しました。そこまでの圧倒的な力があっても、2011年夏の甲子園決勝では東京の日大三、2012年春の選抜決勝と2012年夏の甲子園決勝では大阪桐蔭に敗れてます。

 

まとめ

過去、11度決勝に進出しているなかで、一度も勝てないとは「白河の関」は強敵ですね(笑)特に最近では、光星学院をはじめとして多くの高校が勝ち上がっているのを見て、確実にレベルが上がってきていると感じます。

これまで100年以上にわたる高校野球の歴史の中で、一度も優勝がない東北県勢。

これは、ただの運なのか!?それとも、何か原因があるのか!?

 「白河の関」を越えられない理由については、次回の記事で触れていきたいなと思います!

 

それでは次回の記事をお楽しみにー♪